日本史

日本史11 中田敦彦YouTube大学 受験生へ

 

https://keizock.com/2020/07/06/nakataatuhiko-youtube-nihonshi01/

 

誰が悪いの?何が悪なの?何が正義なの?

これやばいから先手を打ってアメリカに行ってやれ、それがあの真珠湾だよね

ここで最大のミステリーが来る、原爆投下だ。負けが確定してるのになぜ原子力爆弾を長崎広島に落とす必要があったのか、ここかなり論じられるところだと思うんです

 

 

金融恐慌で顎上がるでしょ、アッパーで。ジャブでフック食らった後アッパーなった後に来るのよ、世界恐慌が。

俺ら世界史で大騒ぎしたじゃない、アメリカに全員が世話になってたあのベルサイユ体制だよね。ドイツがボロボロになって、でもそのドイツにお金貸してやるからイギリス、フランスに返しておけよってやってて、その時だよね第一次世界大戦の後でハンバーガーとエレクトリカルパレードのニューヨーク!みたいな状態のとき、「アメリカさんお金貸して下さい」って言ったらある日だよね。恐慌が起きて「なんやこれぇ!」ってなって、ぜひ動画を見てほしいんですけど、ハンバーガーとコーラ落として「もう金が無いんや!」って全員がパニックになって世界中に広がると、あれがきちゃうわけ日本にも。昭和恐慌とどめの。ボロボロでフラフラで顎上がってる状態のときに必殺のパンチをお見舞いされるの、全世界を飲み込む最強のパンチが日本に繰り出されるわけ、それで日本はリングの外に吹っ飛ぶわけですよ。

すごいでしょこれ、第一次世界大戦後の関東大震災と恐慌の4連発パンチでリングの場外に吹っ飛ぶくらいのとんでもないことになるわけ。そのときに政党政治だったわけよ。「藩閥政治良くないじゃん、政党にしよう!自由民権運動だ!」ってやって政党政治がようやく成り立って二大政党のイギリスとかアメリカみたいになったわけなのよ。二大政党であーだこーだやってた時にボコボコになるわけ、全員が「お前らのせいだぞ!」ってなるわけですよ。「政党政治ふざけんな。何だ政党政治。こんな状態なのにお前たちが日本壊してんじゃねーのか?もっと経済良くしろよ!ボロボロじゃねぇか!」って政党政治がボロカス言われちゃうわけですよ。全員が「なんだよ政党政治、無能じゃない?」みたいになるわけ。しかも我田引鉄みたいなことをしてる、お互いの失言を取り合って何かやってる、「国家の危機に二大政党とか地方に鉄道とかそんなことやってるからダメなんだろうが!」ってなるわけですよ。そんなときに軍の力が、発言力が湧いてくるわけですよ。軍が「変えますから!私たちがこのボロボロの日本を変えるから!中で争ってたってしょうがない、外をばっちり抑えなきゃいけないよ!」という人に、今までのボロボロの政党政治から変えてくれるかもしれないって国民の世論が動いたんですよ。国民が選択してったのよこっちを。

 

そんな中内閣と軍部がだんだんパワーバランス変わってくるんですよ。政党政治で国民の支持を得ていた政党が軍もコントロールするわけなんですが、内閣の支持率が非常に低い、軍の人気が非常に高いと。そのうえで海軍と陸軍でもかなり指揮系統が違ったんですね。陸軍はこう、海軍はこう。だからバラバラになっちゃったの上層部が。そのうえで軍部が暴走して満州事変が起きるわけですよね。世界史でも言いましたけれども、関東軍というところが満州に国をつくるんだと領土を広げることで、満州によって日本を救おうと。あれはボロボロの日本を何とか変えなきゃということでそういう行動に出た陸軍がいたわけですね。それをコントロールできなかった内閣が総辞職したりとか、本当にパニックの状態だったわけですよね。

何でそんなパニックだったの?本当にそうだったの?本当にそうだったんです。515事件ですよ、時の首相でしょ犬養毅ね、それが普通に暗殺されるわけだから。商工がクーデターだって行って攻めてバーンって開けて銃構えられて犬養毅が「話せばわかる!」って言ったときに軍の若いやつが「問答無用!」って撃つという。こんな時代ですよ。話してみてほしかったけどね。話せばわかるという回答に対して怖すぎるよね。これで515事件、226事件と軍のクーデターによって政府の内閣が覆されちゃうようなことが起きるわけですよ。それは鎮圧はするんだけど、軍の影響力が拡大してるっていうことは止められないよね。

 

そんな中で日中戦争にいくということなんですよね。このあたりが相当ハードでしょ。この時の中国って列強にめちゃくちゃ占領されてるんですよ。その時の地図見たら分かるんだけど、ここドイツここフランス、こっちからイギリスみたいな、縞々なの。日清のあたりで台湾と朝鮮半島日本も持ってるでしょ、だからここ日本でここフランス、ここドイツ、ここイギリス、ってズタズタの中国。それが一気に、中国史でもやったよね、「ボロボロになってるじゃないですか」って満州で張作霖とかが爆殺もされて、張学良が「俺らの中国縞々になってんぞ。もうあそこもあそこも欧米と日本にやられてんだよ。一緒になんなきゃだめなんだよ」って言って国共合作して戦いが始まるわけですよね。

この満州と中国の一連の戦いに対して、アメリカがNOを言うわけですよ「おい日本ちょっと待て」と。このあたりからピリつきだすのアメリカと。今まで出てこなかったよねあんまりアメリカ対日本ってね。この満州と日本という日本大ピンチ状態からの、ここら辺まで布石だったわけですよ。朝鮮半島とか台湾とかそこらへん。そこから満州まで食い込んでいったときに、「あれ?これ欧米の、俺たちの権利も侵害してくるんじゃない?日本お前やりすぎだろ」これでアメリカの石油の対日輸出とかを禁止されるわけ。経済制裁だよ。ABCD包囲網。Aがアメリカ、Bがイギリス、Cがチャイナ、Dがオランダ。「お前らそんな横暴するんだったら経済的にストップするぞ」経済的にストップするぞって言われて今体力ありますか?厳しいんですよ。経済的にヤバイって理由もあってこっちもいってんのに、経済的に締め付けられちゃう、包囲網されちゃうわけ。そのうえで国連とかも脱退するわけでしょ?だから本当に追い詰められたんだろうね、この時の日本ってね。

 

こんな輸出を止められるならもう無理ですと。ヤバいから先手を打ってアメリカに行ってやれっていう。それがあの真珠湾だよね。困窮して「おい、お前。そんなことやってたら締めちまうぞ」って言われたから、「もうだめだ!」ってなって、宣戦布告とかじゃなくていきなりガンって石を投げる状態ですよね。そこかrですよ、勝てるはずのない国力差に飛び込んで行ったんですね。それまでの日本は台湾朝鮮半島とか、東南アジアとか抑えていて、大東倭共栄圏、日本の占領地って大きいんですよ。世界史上で最大の最大占領面積っていうと大英帝国ですよね。そこからモンゴルの元の帝国があって、ロシア帝国とかいろいろあるんだけど、結構な上位に大日本帝国入ってますから。ぞの時の日本の地図見るとびっくりすると思います。我々の知ってる日本地図と違うからね。朝鮮半島も台湾も東南アジアも入っているという日本地図が出てくる。それは世界史上で見たらBEST20くらいに入る広大な領土だった。それがどういう状態だったかは我々は推測するしかないんだけれども、そのあたりで太平洋戦争に移行いていくわけですよね。

 

さいしょは良かったんですよ、奇襲攻撃ですから。ただ向こうが準備を整えてやってくるでしょ、そしたらどんどん負けだすんですね。なんだかんだと負けだして沖縄がやられたときに、もう負けが確定してる。そこで最大のミステリーがくる。原爆投下だ。負けが確定しているのに原子力爆弾を長崎広島に落とす必要があったのか、ここかなり論じられるところだと思います。そのうえで僕この本とこの本勉強したんですけれども、書いてあったのが、トルーマンという大統領が落としたらしいんだけど、トルーマンの記述によると太平洋戦争の後半でソ連、その時ロシアが崩壊してソ連になってね、ソ連が日本へ宣戦布告するわけですよ。日本に参戦するぞってなるわけ。それで日本はもう無理だってなってポツダム宣言を受諾したっていう風に書いてあるんだけど、ソ連が来るというのはアメリカも分かってた。これで最後ソ連も一緒に日本を落としたとなると、日本を単独占領できないんです。なのでアメリカが単独で日本を潰したという、早めに日本を潰すためにとどめを刺したという説があるんですよ。いろんな説があるけどね、実験だったんじゃないかとか。その説ここに書いてありました。だから既に終戦前から米ソの冷戦の構図、予感されてるわけ。そしてそれに翻弄されてるわけ。イギリスに翻弄されて中国を巻き込んで、ロシアに翻弄されてアメリカに翻弄されて、そしてまたアメリカと。ソ連の対立に巻き込まれていくと。

 

ここで来るのがマッカーサーですよね。日本が日韓併合したやり方とは全然違うやり方で統治するんですよね。日韓併合のころ大日本帝国は、日本語を習わせるとか、宗教の自由を認めるとか認めないとかそういうところでかなり強い支配の仕方をしていたんだけども、マッカーサーもいろいろ聞いたらしいんですよ日本をどうやって占領するか、完全に潰すかどうか、戦争責任をトップに含めるかどうかそこも含めて。だけど、日本という国は完全に潰しちゃうと歴史上まずいだろうというところを判断して天皇制を維持して間接統治をするやり方をやるんですね。その代わり財閥は解体するぞ、民主化はするぞ、ここを勧める。ただここが中途半端に終わる。なぜか、財閥解体上手くいかないんですよ。財閥って元々政治の商売、政商。政府と密接に関わりのある商人団体のことですよね、それが日露戦争後に重化学工業、、産業革命がもたらされるわけですよね。その発展の時に政府と強い結びつきのあった三井三菱とか住友とか、そういうところが伸びていったのが財閥という風になるわけですね。それも戦争とか政府が関わってるわけなんですけれども、そこを解体するぞってやったんだけど途中でやめちゃうんだよね「いやいや、解体ちょっと待って。これくらいにしといてやるわ」何でか、朝鮮戦争が始まるんだ。この朝鮮戦争というのは朝鮮の内乱ではない、米ソの第二戦争なんですね。北朝鮮を作ったのがソ連、韓国作ったのがアメリカ、その米ソの覇権争いを朝鮮半島でやったことで北緯38度バツンと別れてしまってそれは今でも別れたままであるということなんです。

この朝鮮戦争を支援してもらうためには日本お前をこのアジアの基地にしなきゃいけないんだということで潰すのをやめてもうちょっと味方にしておくというね。こういう状態にしたうえで朝鮮半島の徳治によって日本は奇しくも高度経済成長を迎えていくんですよ。

激動だよね、潰されたけどもう1回持ち上げられて、その戦争の影響で高度経済成長を迎えていく。誰が悪いの?何が悪なの?何が正義なの?それをこの流れを見ていたら分からなくなるでしょ?正義ってどこにあった?大政奉還してどんな国作りたかった?海外に負けない国作りたかった、立派な国作りたかった、でも巻き込まれていくんですよ。そのうえで理想と現実、理想と現実、この恐慌とか経済とか、政治っていうのはただ政治だけじゃないんですね。経済と密接に関わってるし、国際的な外交とも密接に関わってる。自分たちの決定だけではなんともできない、経済的な環境とか国際的な環境がそれぞれの動きを決めていって時代を作っていく。正義はどこにあったんだ?これを考えるきっかけになるのが、そしてこの先だよね、今日僕はここで完結します。なぜならここでこの本終わってるからなんですよ。だけどこの後も僕は現代の経済とか、今の社会とか、今の偉人伝ってイーロンマスクとかジェフベゾスがやってるのもそういうことなんですよ。今起きてることって何の戦争?どことどこが覇権争ってるの?ニュース見てたら何となくわかるじゃないですか。今どことどこが覇権争ってて、俺たちはどこに巻き込まれているのか。そういうことを考えるきっかけになるベースになったんじゃないかなと。受験も勉強の足しにもしていただいても結構ですし、ニュースを見るときの自分の考えの足しにしていただいても結構です。僕もこれからも考えていきたいなと思っていますので、エクストリーム世界史、エクストリーム日本史、お楽しみいただけたと思いますけれども、そのうえで僕はまだまだいろんなことを勉強していきたいなと思っています。勉強した端からみなさんに投げていきますので、僕と一緒にこれからの生き方とか、社会とか考えていただければなと思います。まだまだこのチャンネル伸びていくと僕は確信しているんです。言い遅れましたがチャンネル者数が30万人を突破いたしました。近代をやる緊張感で全く忘れてました。なので特別ゲストとして藤森君を近々呼びたいと思いますので、いろんな企画もやっていきたいと思いますので、ぜひぜひまだこのチャンネルを応援してください。いいねボタン、もしくは悪いねボタン、そしてチャンネル登録、そしてオンラインサロンに加入して、生で授業も見に来てください。僕はまだまだみなさんと面白い授業をやっていきたいと思っています。ではまた!

 

 

中田だけじゃねぇんだぞって、ブランチメンバーも見てるからね、あのプレゼン力中田だけじゃねぇんだ

特別講師という企画のパイオニアですから、これで上手くいくかどうかっていうところがある。プレッシャー

https://keizock.com/2020/07/06/nakataatuhiko-youtube-nihonshi01/