公務員

公務員が身分保障に反し、クビになる時代 

公務員といえば、就職してしまえばあとは左うちわで一生安泰。そんな印象があるのではないでしょうか。

たしかに、公務員には民間企業にはない「身分保障」があります。身分が保証されているのです。にもかかわらず、クビになる公務員がいるのが現実の話。

では、公務員はどういった事例でクビになるのでしょうか。

公務員の身分保障

ひつじ
ひつじ
公務員には、法律で身分が保証されています。具体的な条文をおさらいしてみましょう

公務員の身分保障は、公務員でない方から見ると「ふざけるな!」「税金泥棒!」「公務員優遇しすぎ!」など理由になりがちな内容です。では、この公務員の身分保障について、具体的にどのように条文に書かれているのかを見てみましょう。

※ここでは広く話をするため、国家公務員を例に挙げて解説しています。

国家公務員法第75条

職員は、法律または人事院規則に定める事由による場合でなければ、その意に反して降任され、休職され、又は免職されることはない。

国家公務員法第78条

職員が下記の各号の一に該当する場合においては、人事院規則に定めるところにより、その意に反して、これを降任し、免職することができる。

  1.  勤務実績がよくない場合
  2.  心身の故障のため、職務の遂行に支障があり、又はこれに堪えない場合
  3.  その他その官職に必要な適格性を欠く場合
  4.  官制若しくは定員の改廃又は予算の減少により廃職又は過員を生じた場合
ひつじ
ひつじ
公務員の身分保障は、こうやって守られているのですね

内容をかみ砕いてみると、「事前に定められた理由がなければ、処分はされませんよ。ただ、ちゃんと仕事をしていないとか、病気などで仕事ができないとか、そもそもこの仕事にあってないよというひととか、そんな場合は別で処分がありますよ。」といった感じでしょうか。

なんというか、ごくごく当たり前の感じがしますね。

そもそも、身分保障の理由は、次のことに由来します。

公務員が、その時々の政権によって、人事的な圧力を受けてしまうと、政策が偏ったり、一部の人に優先的に恩恵が行くなど「全体の奉仕者」としての職務の公正が保たれなくなってしまうから。

たしかに、全体の奉仕者として仕事をすべきところ、立場上強い人から「○○に有利になるように政策を進めないから、お前クビ!」となってしまったら、公務員としての仕事はできませんから至極まっとうな話ですよね。

公務員の処分の種類

ひつじ
ひつじ
じゃあ、具体的には、どんな処分が定められているのでしょうか。一発「クビ!」ってだけじゃなくて、ランクがあるのは聞いたことあるけど。

公務員の懲戒処分には次のような種類が定められています。

  1. 免職:職員の意に反してその職を失わせる処分
  2. 降任:減に定められている職務の等級、階級を1ないし2下位のものに下すこと
  3. 停職:一定期間、職務に従事させない処分
  4. 減給:一定期間職員の給与の一定割合を減額して支給する処分

根拠となる法律は、国家公務員法第82条(懲戒の場合)です。

公務員がクビになる事例

ひつじ
ひつじ
じゃあ、副業をしたい公務員のあなたは、副業解禁が出るまで、指をくわえて何もしないで待っていますか?

公務員の身分処方は、優遇なの?民間と同様なの?

ひつじ
ひつじ
公務員は、クビにならない。というか、よっぽどのことをしない限りクビにならない。これは民間と比べてどれくらい優遇されているの?

民間の企業で、会社員として働いている場合、公務員と比較してどれくらいクビになりやすいのでしょうか。